バーベキューに必要な道具の選び方

バーベキューとは、野外で薪や炭を弱火にして肉や野菜などの食べ物を焼く行為を指します。短時間の直火で焼いて調理するグリルと違い、バーベキューはじっくりと焼いて調理します。アウトドアの楽しみの一つですが、道具を揃える必要があります。バーベキューに必要な道具は専用のコンロやトング、火傷防止の軍手、テーブルや椅子、クーラーボックスです。また、火をつけるための炭や着火剤、トーチバーナーも必要になってきます。まず、専用のコンロは四本足で安定感があり、立食できるように脚の長さを調節でき、錆びにくいステンレス製を選ぶと手入れが楽になります。トングは食中毒を防ぐためにも、食べ物用と炭の位置の調節用の二本が必要になります。また、長さは両方共40cm近くあれば火傷の心配はいらないでしょう。軍手は革製ではなく綿製の方が良いです。綿製だと肌触りが柔らかく、耐久性もあるので頻繁に洗濯してもすぐにボロボロになる事はないです。食事ためのテーブルは、どのような場所でも使えるように高さ調節機能のあるものにしておくと便利です。椅子が付いているオールインワンタイプであれば、片手での持ち運びができます。また、設置プレートがついていれば卓上で調理を楽しめます。椅子はテーブルの高さに合っていて座り心地が良く、折り畳みができるタイプが理想ですが、子供が座れるかどうかも視野に入れましょう。クーラーボックスはソフトタイプやハードタイプの二つがあり、少人数のデイキャンプであれば、スペースを取らない折り畳み式のソフトタイプの方が片付けが楽になります。人数と食材が多い連泊キャンプの場合は、収納力と耐久性のあるハードタイプであれば食材を多く入れられます。燃料の一つである炭はマッチ1本で簡単に火おこし出来る、成形炭の方が初心者には扱いやすいでしょう。また、着火剤は防水性があるものを選ぶと、小雨が降った時や炭に湿気があっても着火できます。トーチバーナーは着火に欠かせない物で、逆さにしても炎が安定するだけでなく調整も可能なタイプの方が使い勝手が良いです。また、安全のためにもガスは本体と同じメーカーの製品にしましょう。